先ほどを持ちまして、塚本亮太「TOUGH」展は無事終了いたしました。
お忙しいところ、また暑い中おいでいただきましたみなさまに、塚本君ともども御礼申し上げます。ありがとうございました。
塚本君にとっては初個展。多くのお客さんと直接お話できたことで、いろいろと勉強になったと思います。
彼の作品はまだまだ未熟なところがありますが、こうした場を経験していくことで、一歩ずつ、あるいはもしかすると飛躍的に伸びていく可能性があります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
先ほどを持ちまして、塚本亮太「TOUGH」展は無事終了いたしました。
お忙しいところ、また暑い中おいでいただきましたみなさまに、塚本君ともども御礼申し上げます。ありがとうございました。
塚本君にとっては初個展。多くのお客さんと直接お話できたことで、いろいろと勉強になったと思います。
彼の作品はまだまだ未熟なところがありますが、こうした場を経験していくことで、一歩ずつ、あるいはもしかすると飛躍的に伸びていく可能性があります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
先週末、名古屋芸術大学さんでの講義のあと、ひさしぶりに上京しました。おそらく二年近くぶりではないでしょうか(覚えていない)。
学友Oの家に泊めてもらい、未明までいろんな話を。おたがい歳を取ったものです。
日曜日には表参道の花代さんの事務所におじゃまして打ち合わせ。梅香堂の次回展は花代さんの個展で、最近撮り始めた、未発表のモノクロ写真をご紹介する予定です。
花代さんは写真のみならず、舞台、音楽、パフォーマンスなどを手がけるマルチ・アーティスト。梅香堂には2010年の「夏の大△」の際にはじめて来られ、2011年の黒目画廊展のイヴェントにも参加してもらっています。
花代さんの写真と言えば、不思議なトーンのカラー作品が有名ですが、拝見したモノクロ作品もきわめて個性的。いつの時代に撮影されたのか分からないような、時間が止まったような雰囲気のある作品たち。展覧会が楽しみです。
代々木公園まで地下鉄で移動し、徒歩で初台のICCへ。しばらく来ぬ間に山手通りがすっかり様変わりしていてびっくり。ICCで働いていたころはこのあたりに住んでいたので、何もかもなつかしい。
ICCでは開催中の「オープン・スペース2013」を。同展はいわゆる常設展のようなものですが、なかなか見応えがあります。それぞれの作品が干渉しないよう展示もすっきりしているので、作品に集中することができます。クオリティもそろっている。
担当の畠中君と一緒に見て回ったのですが、私が一緒に働いていたころ、ICCがオープンしたころは、テクノロジー・アート、インタラクティヴ・アート、メディア・アートなど、一種のカテゴライズに血道?をあげていたような気がします。
つまり「これがメディア・アートだ!」みたいなかけ声をあげるような展示が多かった。
しかし、今となってはここに展示されているような作品を、わざわざ「メディア・アートだ」などと括弧でくくって見せる必要はない気がします。
もちろんそうした作品を、他の場所、一般的な美術館やギャラリーで目にする機会が増えたからというだけではなく、そもそもそうしたカテゴライズが無効であったことが自明になったというべきか。
ICCができたころは、メディア・アートとは、冒険的、実験的なアートと同義とされていました。絵画や彫刻にも、冒険的、実験的なものもあるし、そうでないものもあることと同様に、冷静に考えればそれが同義であることは誤りです。
個人的には、ICCは冒険的、実験的な表現を可能とする場であり続けてほしい。
この秋には著名建築家さんの展覧会を計画中だそう。ぜひまたすばらしい展示を見せてもらいたい。楽しみにしています。
また、日曜日とあってか、企画展期間中でもないのに、少なからぬお客さんがおられ、みな作品を楽しんでおられる様子なのもよかった。矛盾するようですが、冒険的、実験的なアートを広く楽しんでもらうこと。これはICCの永遠の理想像かもしれません。
夏本番を迎えた大阪。今週末は少なからぬアート・イヴェントが開催されるようです。
7/19〜21 「ART OSAKA 2013」@ホテルグランヴィア大阪(JR大阪)
プレビュー
7/19 14:00〜20:00(プレス・招待者のみ)
一般公開
7/20 11:00〜18:00
7/21 11:00〜19:00
※入場は終了1時間前まで
入場料:1,500円/1 day pass
ナイトビューイング
7/20 19:00〜21:00
招待者:無料 一般:2,000円
7/20〜8/18 「堂島リバービエンナーレ2013」@堂島リバーフォーラム(JR福島)
会期中無休/11:00〜19:00(入館18:30まで)
入場料:一般1,000円/高校・大学生700円/小学・中学生500円
7/20・21 「SNIFF OUT 2013」@インテックス大阪5号館(地下鉄コスモスクエア)
アートフェスティバル 7/20 12:00〜21:00/7/21 11:00〜20:00
入場料(アートのみ):1,500円/1 day pass
※番外編
7/21 14:00〜 「関西アナーキズム研究会 第3回研究会」@コーポ北加賀屋(地下鉄北加賀屋)
報告者:酒井隆史
テーマ:「逸見直造とその時代」
『通天閣 新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)の第四章「無政府主義的新世界」より
梅香堂では、塚本亮太「TOUGH」展を開催中です。7/20・21は私は所用で不在ですが、塚本君が在堂していますので、お時間があればぜひ。
お待ちしております(7/28まで)。
※ちなみに大阪天満宮の天神祭は、7/24(水)・25(木)です。
昨日、アートコートギャラリーさんでの「Art Court Frontier 2013 #11」の、前谷君とのトークイヴェントに参加してきました。
アートコートさんのスペースはCASOさんを除けば関西最大級で、たいへんきれいなギャラリーです。そこに、前谷君や下道君もふくめ、10名の作家の作品がゆったりと展示されているのですから、見ごたえは十分です。
個々の作品は別にして、一つの展覧会としてみるとどうでしょうか。10名の推薦者が、それぞれ作家を推薦するため、展覧会としての一貫したテーマやコンセプトは本来求めるべきもありません。
しかし、全体としてみると、なぜかそれなりにまとまりがあるように見える。「ふわっとしたまとまり」というべきか・・・。推薦者を選ばれ、作家の会場構成を按配された、アートコートさんの意図によるのでしょうか。
このふわっとしたまとまり感が、スペースを含め、アートコートさんのカラーの一つとも言えるのでしょう。
梅香堂のようなクセの強いスペースで、私一人の独断と偏見?による企画を続けていると、それはそれで個性的かも知れませんが、お客さんから見れば好き嫌いがはっきり分かれてしまう傾向がある。
今回のアートコートさんのふわっとして、どこかニュートラルな雰囲気を見て、いろいろと考えさせられました。
7/5よりアートコートギャラリーさんで開催される「Art Court Frontier 2013 #11」に、下記のとおり下道基行君、前谷康太郎君が参加します。
7/6 14:00〜16:00 にはトーク、その後レセプションもあります。
お時間があればぜひどうぞ。
Art Court Frontier 2013 #11
2013年7月5日 [金] ー 8月3日[土]
開廊時間:11:00〜19:00(土曜日、7/25[木]は 〜17:00)
休廊日:日曜日・月曜日
関西在住あるいはゆかりの若手を中心に、気鋭作家が競演するアニュアル企画「Art Court Frontier(アートコートフロンティア)」。
本展は、美術界の第一線で活躍中のアーティスト、キュレーター、コレクター、ジャーナリストらが推薦者となり、出展作家を1名ずつ推挙して、ともに展覧会をつくり上げていく、ユニークな企画グループ展です。2003年に始まり、2013年で11回目を迎えます。
◆レセプション 7月6日[土] 16:00-18:00
◆ギャラリートーク 7月6日[土]・13日[土] 両日とも14:00-16:00
※参加費500円(ドリンク付)/要予約
※お申込みはお電話(06-6354-5444)・E-mailにて承ります。
◎ギャラリートーク・7月6日[土]
榎 真弓 × 東島 毅
笠間弥路 × 松井紫朗
澤崎賢一 × 中村史子
下道基行 × 太田三郎
前谷康太郎 × 後々田寿徳
◎ギャラリートーク・7月13日[土]
内田洋平 × アサダワタル
コタケマン × 寺浦 薫
杉山卓朗 × 後藤哲也
山下雅己 × 出原 均
芳木麻里絵 × 神谷千晶
アートコートギャラリー
有限会社八木アートマネジメント
TEL:06-6354-5444
FAX:06-6354-5449
受付時間:11:00〜19:00(平日)
11:00〜17:00(土)
所在地:〒530-0042
大阪市北区天満橋1-8-5
OAPアートコート1F
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