新潟市美術館:カビ・クモ発生問題 出品作にクモ、作家に市長陳謝 /新潟
◇評価改革委
展示作品からカビやクモが見つかった新潟市美術館の再生策を話し合う評価改革委員会の第7回会合が28日、同市役所で開かれた。篠田昭市長は、この日出席した、クモが発生した電動カートを出品した美術家の鈴木勲氏に対し「展示前に十分きれいにする作業をしなかったので、作品に傷をつけてしまい、非常に申し訳なく思っている」と陳謝した。カビが発生した土製の現代アート「土の一瞬」の作者、久住有生氏には後日、文書で謝罪する予定。【黒田阿紗子】
毎日新聞 2010年12月29日 地方版
ちょっと古い記事ですが、新潟市長さんより、今回の関連作家さんに公式に謝罪があったということですね。
そもそも今回の問題は「新潟市(長)」さん側のみに責任があったのか。作家さんに謝罪しなければいけない方々はほかにもいらっしゃるのではないか。
この問題により、作家さん側が受けたさまざまな苦痛を想像すると、不運であっただけでは片付けられぬ思いです。作家生命に関わる問題であるからです。
このようにして少しずつこの問題も「忘却」されていくのでしょうが、この問題と「心中」させられたのではあまりにもむごい・・・。